Infiniium Keysight Technologies: EXR and MXR-Series Oscilloscopes
ミリ波誘電率測定用の治具選定に当たり重要な2つのこと

①【必要な周波数に応じた治具を使用すること】
誘電率、tanDは、周波数毎に値が変わることが多いです。これを誘電率の周波数特性と呼びます。
『5G向け素材なら28GHzで測定』といったように、最終製品で素材を使用する周波数に対応した治具を用いて誘電率を測定しましょう。
②【異方性:電界の向きに注意すること】
誘電率、tanDは被測定試料の面に対して、面方向に電界をかけるのか、垂直方向に電界をかけるのかによって誘電率、tanDの値が変わることがあります。これを異方性と呼びます。最終製品で素材が使われる際の電界の向きと同じ向きの電界をかけて誘電率を測定することが重要です。
最終製品が例えば
コプレナーライン
面方向の電界の
向きで測定
最終製品が例えば
マイクロストリップ
ライン
垂直方向の電界の向きで測定

Learn more about our commitment to privacy:  Keysight Privacy Statement
©   Keysight Technologies