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N6705C DC電源アナライザ
電源回路、電源ユニット、DC-DCコンバータ、バッテリーなどのテストニーズに1台で最適なカスタム測定ソリューションを提供
N6705C
N6705C DC電源アナライザのメインフレームには、DC電源/SMU/電子負荷などのモジュールを最大4スロットまで搭載できるモジュラーシステムです。デジタルマルチメータ(DMM)、オシロスコープ、任意波形発生器、データロガーなどの高度な解析機能と合計600 Wの電源供給能力を備えており、これらを統合することで、電源回路、電源ユニット、DC-DCコンバータ、バッテリーなどのテストニーズにあわせて最適なカスタム測定ソリューションを構成できます。また、すべての機能と測定はフロントパネルから操作できるだけでなく、PathWave BenchVueソフトウェアとつなげると簡単に自動計測も可能になります。
N6705C DC電源アナライザの製品概要
1.DC電源アナライザの構成
N6705C
N6705C DC電源アナライザ メインフレーム 1,530,138円~
・30種類以上のDC電源/SMU/電子負荷などのモジュールを最大4スロット
 まで搭載可能(合計600 Wの電源供給が可能)
・デジタルマルチメータ(DMM)、オシロスコープ、任意波形発生器、
 データロガーなどの解析機能
・すべての機能と測定はフロントパネルから操作できます。

30種類以上のモジュールから
テストニーズに最適なカスタム測定システムを構成可能
N6705C
ベーシックDC電源モジュール 121,127円~
・N673x (50W)、N674x  (100W)、N677x (300W)の各シリーズ

高性能オートレンジDC電源モジュール 259,341円~
・N675x シリーズ (50W、100W、300W、500W)

高精度DC電源モジュール 506,998円
・N676x シリーズ (50W、100W、300W、500W)

SMUモジュール 858,907円~
・N678x シリーズ (2または4象限、mA~μAレベルまでシームレス測定)

電子負荷モジュール 364,382円~
・N679x シリーズ (最大200W)

2.DC電源アナライザの機能
N6705C
N6705C
N6705C
N6705C
デジタルマルチメータ機能
・最大18ビット分解能
・電圧計確度:最大0.025 %+50µV
・電流計確度:最大0.025 %+8nA
オシロスコープ機能
・18ビットデジタイザ
 シームレスレンジで28ビット相当
・最大200 kHz、512 kポイント
データロガー機能
・測定インターバル:20μs~60s
・最大50MHz、2GB(約10億回分)
任意波形発生器機能
・帯域幅最大100 kHz
・出力パワー最大500 W

N6705C
N6705C
N6705C
シームレス電流レンジ切り替え機能
(N6781A / N6785Aモジュール)
μA以下のレベルから8Aまで(N6785A)1回の掃引でシームレスに測定が可能です。各電流レンジを200k/秒のサンプリングレートの18ビットデジタイザで測定し、28ビット分解能相当でオフセット誤差も100nAと高精度電流測定が可能です。
ゼロΩシャントの電流測定機能
(N6781A / N6785Aモジュール)
消費電流測定においては、実環境と測定環境で大きな誤差が生じることがあります。リモートセンシングによりDUTとバッテリ間を0Vになるように調整することで、入力電圧降下のない理想的な0Ωシャントの電流測定が可能です。
バッテリー エミュレーション モード
(N6781A / N6785Aモジュール)
バッテリーとして動作するためのさまざまな
エミュレーション機能を備えており、バッテリの出力抵抗も設定可能です。
※ 各機能や性能は、搭載するモジュールにより異なります。詳しくはデータシートをご参照ください。
N6705C DC電源アナライザの活用事例
DC-DCコンバータの効率測定の自動化(デモ動画)
N6705CのDCDCコンバータの効率測定
(動画 9分58秒)日本語
【測定概要】
DC‐DCコンバーターの効率は、の入力パワー(Vin x Iin)と出力パワー(Vout x Iout)の比で求められます。入力電圧(Vin)を変えながら、負荷電流(Iout)を変化させ、そのパラメータの組み合わせを変え、測定を繰り返すことで最も効率の良い組み合わせを求めることができます。また正確な測定のために4線式測定モードを使用します。

【システム構成】
N6705Cに、N6760A 高性能電源モジュール(Vin出力・Iin測定)とN6790A 電子負荷モジュール(Iout制御・Vout測定)を搭載すれば、システムを構成できます。さらに、Pathwave BenchVue電源アプリのテストフロー機能を使えばプログラミングすることなく自動化が実現可能です。
電源ユニットの過渡負荷応答特性の測定
N6705C
【測定概要】
電源ユニットは、電源を供給しているデバイスの負荷電流が変動しても、常に既定の電圧を安定供給しなければなりません。このためデバイスの負荷変動プロファイルをエミュレートしながら、電源ユニットの電源出力波形が既定の電圧範囲に収まっていることを確認します。

【システム構成】
N6705Cに、N6790A 電子負荷モジュール(Iout制御・Vout測定)を搭載するだけでシステムを構成することができます。任意波形機能模擬でユーザ定義の負荷変動プロファイルを模擬し、オシロスコープ機能(スコープ・ビュー)で電圧出力波形を補足し、マーカーで電圧範囲を測定します。
ISO16750 車載機器の電気的負荷試験(バッテリの電圧変動波形の模擬)
N6705C
車のエンジンをかける際、数msオーダーで100Aレベルの大電流が流れ、バッテリ電圧が瞬時に低下する。この波形がクランキングと呼ばれる。
【測定概要】
車載機器は、クランキングが起きた場合でも、常に正常に動作しなければなりません。このためクランキングなどの電圧変動波形をエミュレートさせ、その条件下で車載機器が正常に動作することを確認します。電源電圧変動のエミュレーションには、クランキング波形や、電源リセット波形、ジャンプスタート波形などが用いられます。

【システム構成】
N6705Cに、N6760A 高性能電源モジュールを搭載するだけでシステムを構成することができます。このような用途では、通常、+B(バッテリ電源)の他、ACC(アクセサリ)、IG(イグニッション)などの、複数出力の同期が必要になりますが、そのような場合でもN6705Cには、最大4つの電源モジュールが搭載可能です。
IoTデバイスの待機電流測定とバッテリー検証(デモ動画)
電流波形解析によるバッテリ動作時間の最適化
(動画 4分10秒)日本語
【測定概要】
バッテリ駆動機器では、バッテリ動作時間の最適化のためにμAレベルの微小電流からAレベルのダイナミックレンジの広い電流波形測定および動作停止に至るまでの長時間の電圧データのロギングが必要です。またバッテリのエミュレーションにおいては、バッテリの内部抵抗を測定し、内部抵抗をプログラムする事が重要です。

【システム構成】
N6705Cに、N6781A バッテリ・ドレイン解析用の2象限ソース/メジャメントユ ニットを搭載するだけでシステムを構成できます。さらにBV9201B制御/解析ソフトウェアと組み合わせることでより高性能なバッテリ・ドレイン解析ソリューションが実現し、測定を詳細に解析できます。
関連情報
※ 14585A解析ソフトウェアは、販売を終了し、BV9201Bソフトウェアに切り替わりました。


※製品の価格は、2022年12月の希望小売価格です。消費税は含まれておりません。製品の標準保証期間は5年間です。

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