なかなか学ぶ機会がない計測の基礎について、人気のセミナーをお届けします。アナログ測定では、マルチメータでは測れない領域の測定技術、RF測定では、スペアナ、ネットアナの基礎から無線LANなどの最新情報のアップデート、デジタル測定では、オシロやプローブの基礎から最近進化が著しいDC/DCコンの評価手法、また初心者向け自動計測の基礎、高速機械学習で膨大な波形データから異常現象を検出する最新技術などもご紹介します。

RF通信、レーダー機能を搭載した機器が増えてきており、RF機能の開発、組み込みを行うエンジニアにとって、RF測定の基礎をしっかり押さえた上で、必須ツールであるスペクトラム・アナライザを正しく使いこなし、正確に解析することが、今まで以上に求められています。

本セミナーでは、RF測定の基本中の基本であるスペクトラム・アナライザの基礎について、わかりやすく解説します。また、最新のモデルでの効率的な使用法についてもご紹介します。

■講師：弊社　森田 恭維

高周波を扱うRF機器や高速デジタル機器の回路設計において、信号を効率よく伝送するために各部品やブロックでの反射や伝送特性を評価する必要があり、実際に通信規格の評価項目にも盛り込まれています。これらを測定するのがネットワーク・アナライザです。またアプリケーションソフトウェアと組み合わせれば電子回路のみならず誘電率や透磁率といった材料の評価などが可能になり、ネットワーク・アナライザの活用範囲は更に広がります。

本セミナーではネットワーク・アナライザの測定原理から基本的な使い方、更に応用方法までわかりやすく解説いたします。

■講師：弊社 専任講師　石井 幹

交流信号を扱う回路部品の電流の流れにくさは複素インピーダンスで示されます。回路設計においてはこのインピーダンス値の正確な値の把握が重要となります。また、LCR値や誘電率、透磁率といった材料のパラメータなどもインピーダンスから導出可能です。本セミナーでは、インピーダンスの基礎から適切な測定方法までを紹介します。

■講師：弊社 専任講師　石井 幹

無線LANはさらなる高速化を目指し6GHz帯の利用や802.11axの後継802.11beの検討が進んでいます。また、IoTデバイスにも従来の無線LAN規格が多く採用されており、新たなテストニーズが生じています。このセミナーでは、無線LANの物理層に関する最新の技術動向とKeysightのRF測定ソリューションについてご紹介します。

■講師：弊社　栗山 有美

様々なものをインターネットに接続する技術を導入し、付加価値を製品に組み込む動きが活発化しています。インターネットの接続には、無線接続が主流となっていますが、無線の知識なしには難しい物があります。本セミナーでは、”IoTの無線方式（LoRa,Bluetooth,Zigbee,etc…）”、”IoTの導入にあたり必要な測定・機器”など、初めてIoT導入を行うためのポイントをわかりやすく説明します。

■講師：弊社　加納 元